« 政治の話『軽減税率』など | トップページ | 『生まれたばかりの』 »

「託すもの」

『雨ニモ負ケズ』
と綴るとき
詩人は知っていただろう
今にも負けそうな弱い自分を
負けそうな自分を、ようく見据えて
固い決心をこめて、彼は記す
雨ニモ負ケズ

『決してあきらめはしない』
と歌い上げれば
そこにあるイメージに
すぐにでも折れてしまう自分
ふとあきらめてしまう自分がいる
決してあきらめてこなかった、強固な意志は
あきらめないと、歌わない

『自由にさすらうんだ』
という、遥かな願いは
この日常のしがらみを良く知っている
がんじがらめの毎日が
自らを不自由に縛りつける
そのことを正面から受け止めている
ホントウに自由な魂は
自由に憧れないだろう

『もっと、もっと、精一杯の生き様を』
そう思う日々は
隙あらば手を抜いて
要領も良くなって
生活に慣れてきた自分を良く知っている
この方が楽だ
こうやれば速い
この方が簡単だ
そんな知恵どもは
楽をしたいがためでなく
もっと人生の中心へと
そのコアへと
近づくための時間とヒントをくれる
この繰り返しのような日常から
隠れた真実を見つけるために
またひとつ、シフトするんだ

2016.1.1

 

|

« 政治の話『軽減税率』など | トップページ | 『生まれたばかりの』 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/516552/62982964

この記事へのトラックバック一覧です: 「託すもの」:

« 政治の話『軽減税率』など | トップページ | 『生まれたばかりの』 »