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政治の話『軽減税率』など

さて、『軽減税率』、すったもんだしたようだけど、形が決まった。

まず、「税率を軽減する」という話だが、食料品など、3%とか、5%とかいうことになるのかなんて、勝手に考えていたら、「軽減」といっても、「8%に据え置き」ということらしいね。
やられた。
まあ、食料品に限ってだが、今より税率が減るなんてことはなかったか。そりゃそうだ。
でも、ほかが10%になって税収は明らかに増えるんだから、食品が今の8%を下回ることだって、可能じゃん??

もともと、来年の4月になって、ようやく『軽減税率』が実施されるが、どうしてこんなにもたもたしたかといえば、与党の言うことにゃ、3%や5%といった、低い?税率のうちでは、税率に差をつけるなんてことをすると、その煩雑な手間に金や時間がかかってしまう。
よって、10%になったら、取り入れようと思う、ということだった。

しかし、最終的に公明党と自民の猿芝居では、生鮮食品か加工食品まで入れるか、という争点だったが、生鮮食品だけを主張する自民党の論拠は
「あまり税収が少ないままだということでは、社会福祉のための財源に支障がある」
ということだった。
いったい、何をイメージして「社会福祉にかかるお金」とおっしゃっているか知らないが、日々の食費が安くなるという政策があれば、それこそ「社会福祉」じゃないんかい???

外国では、もっと微細に入って税率に差をつけているところがたくさんある。
それを、世論の矛先から逃れるために、「生鮮食品だけか、加工食品も含めるか」などという論点を押し出したんじゃなかろうか、と穿った見方もしたくなる。
いかにも真剣に論じています、という猿芝居にしか見えなかった。

だって、本当の『軽減税率』たるもの、生活必需品とはなんであるか、何がどれくらい必需であるか、という議論の末に決まるもの。
それを、生鮮食品だけか、加工食品も含めるか、という議論にすり替えられてしまった。

実は、それ以前に、生活必需品の度合いは激論されたか??
その議事録があれば、ボクは是が非でも見たいものだ。

現代人の生活必需品の必需の度合い、こんなおもしろい時代の資料はないだろう。


 

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