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詩  『空を見ていた』

空を見ていた
じっと
じっと 空を見ていた

雲は自在に現れ
ところどころ金色に輝いた

そのハザマに青

ぼくは空を見ていた
いったい
そのときぼくは何を思っていただろう
空を見ていたということだけは
鮮烈に覚えているのに

それとも
チホウのように、何も考えていなかったか
チホウと言えども、
言葉をよく知らなかったり、その使い方に疎(うと)いだけで
さまざまな種類の思いたちが
化学反応にようにか、繰り返し、繰り返し、
心の ここそこで、変幻している

そうだ
きっとぼくも
まるで取り留めのない夢物語のように
浮かんでは、また消え行く
さまざまな、その思いたちの破片を
この空のまばゆさに
ひとつ ふたつと
溶かせていたんだろう

そうやって ただ
空を見ていた
まぶしい空を。



2015.7.22

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