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近頃のコピー

この4月から始まるNHK連続小説「花子とアン」だったか、山梨県が舞台で、方言もかなり気合が入っている、ということで、方言の使われ方に興味だが、そのドラマの宣伝ののぼりには「こっぴっと」などというのが使われているので、「じぇじぇ」に続くのはこれか?などと想像するのもまあ、楽しい。ちなみに「こぴっと」は、「手を抜かずにちゃんと」くらいの意味かな。

さて、「こぴっと」繋がりで言えば、アパレルメーカー「Earth , music & ecology」の『あした 何着て、生きていく?」の『コピー』のシリーズは、いま、「あした 友と違う道」である。
ああ、卒業シーズンだなあ、と思わずにはいられないが、いつだって、同じ道は無理だし、違う道だからこそ、寄り添えるということもあろう。『役割』ということもある。

どうも、重箱の隅をつつくようながら、ふに落ちないコピーもある。
まず、山梨中央銀行、「笑顔のためにできること」。
もちろん、真意は「いつも努力して、お客様に笑顔になってもらえるようになりたいです」という意味。
そりゃわかる。
でも、うがった見方をすれば、まず「笑顔」ありきとも読める文脈だ。
まず、「お客様の笑顔」を見せていただきたい。さすれば、こちらとて、鬼でもない、なにかできることをしましょうぞ、と読めないか??

明確にするには「笑顔『になっていただくため』に、できること」などの修正が必要。

つぎに、公明党。
「安心は、希望です」。
これも、さきの中銀と同じく、「倒置」のようなテクニックをちらつかせている。
すなおに、倒置などせずに、素朴に言えば、誤解など生まれないものを、老獪(ろうかい)にひねるものだから、ややこしくなる。
だから、若い奴は好きだ。すがすがしい。

いやいや、閑話休題。
「安心こそが、私たちが希望するところなんです」というのが真意。
しかし、こんな風に倒置されると、
「安心が得られればいいんだけどねえ、まあ、いちおう、希望ですけど」
という感じが否めないのだ。ぼくには。まあ、異論もございましょうが(笑)

さて、最後に日本郵便の簡易保険、「かんぽ」のコピー。

「人生は、夢だらけ」。

ぎゃはは。ボクの中では、久々のヒットである。
夢などという、形なきもの。あると思えばある、ないと思えば、ない。

たくさん、たくさん、夢だらけ、そう思えば、その通り。

実に、痛快。拍手。

蛇足だが、じゃあ、なぜ保険のコピー?と言った人がいる。
まあ、それはどうでもいい感じだが(失礼)、
この夢だらけの夢を、ひとつも無駄にしたくないから、
と、ボクは解釈させていただいた。

さて、あなたは?(詩とメルヘン風)


 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

キャッチコピーって奥が深いですね~
キャッチコピーとはちょっと違うかもですが、コンビニにもありますよ。
ワタシがウン十年働いていた『ファ〇リーマート』
「あなたと、コンビに、ファ〇リーマート」
というフレーズでお馴染み。
『ロー〇ン』は
「あなたの街のホットステーション、ロー〇ン」
これかもなかなか面白いです(^w^)

ファ〇リーマートは『コンビニ』と『コンビ』をかけている。奥が深い(笑)
ロー〇ンも「ホッとする場所」=「コンビニ」なわけですね。

さて、ワタシのうんちくはここまでで「人生、夢だらけ」いいですね~
つい最近まで「絵本作家をとるか、音楽をとるか」で悩んでいました。
でも、別にどうしても片方だけに絞らなくたっていいわけで。
そんな感じでワタシの人生も夢だらけですよo(^-^)o
今日ちょっといいものを見つけました( ̄∀ ̄)
それが何かはまたのお楽しみで(笑)
人生いろいろ~ですね(笑)

投稿: 由伊 | 2014年3月20日 (木) 15時19分

由伊さん、コメント、ありがとう。
まったく、せっかく「いいもの見つけた」と喜んでいたところ、ケチをつけてしまったね。
自分に甘く、他人に厳しい。

でもまあ、そんなことでめげる人ではないと、信じています。

とにかく、他人は勝手なことを言います。わたくしとて、あなたにとって、「他人」。
じゃあ、その他人は、自分の人生に、どこまで責任をとってくれるのかって言えば、まったく保証はない。
だから、いつも自分で最終判断を下さなければ、いけません。
それは、後悔のない人生の源であると同時に、生き生きとした日々の源だと思うのです。

また説教ですかって?御意。ぎゃは

投稿: ソリタリョウ | 2014年3月23日 (日) 04時02分

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