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「山口ツトム症候群」

「返事がない」のである。

ボクは、ほぼ毎月病院に行っているが、血液検査、あるいは診療を待っている時、
「××さ~~~ん」と看護士の方なんかが呼ぶのだけれど、
「返事がない」のである。

わたくし、54歳。
こどものころも、そうだったっけなあ‥‥
記憶は曖昧だが、返事があったように思えてならない。

「×× さ~~~ん」と呼ぶ。
誰も返事をしない。
しないのだが、誰かが、ぬぅ~~~っと立ち上がる。
そして、看護士さんの前に行く。
それをみて、呼んだ方は、「あ、この人だな?」と思うのである。

ときには、呼んだ看護士さんの後ろに立ってたりする。
呼んだ方は気づきようもない。

やはり、「呼ばれたら、返事をしましょう!」と教えられたはずだ。
あの教育はどこへ消えたのだ?

自慢ながら、ボクは返事をする。大きな声で返事する。
「ソリタさ~~~~ん」、「はいっっ!!」

そりゃ、病院に来るのは病人だから、元気もないんだろうが、
こんな場所も、明らかに現代社会の一場面だ。
「日本は、今、元気がない」、なんて評価も、こんなイメージから来ないとも限らない。

とりあえず、あと数人、返事をする人に会った。
ぼくらの返事を聞いて、
「お? いいじゃん」と思う人がいて、真似してくれないとも限らない。

そうさ、いつだって、まずは自分がはじめよう、だ。

ある小学校の話。
何年生か、たぶん、低学年だと思うけど、
体育館の集会で、順に名前を読んでも、なんの返事もない。
ところが、途中、ある子が大きな返事をしてみせると、
そのあとの子達は、真似して、返事をするようになった、
という話を聞いた。

ボクの病院の待合室も、そんな風にならないか。
返事をすること、
まず、そのことに好感を持つか、
その感性やいかに?

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