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バトン・タッチ

「ゆずり葉」という、世代交代の詩がある。河井酔茗の作。
とても素敵な詩で、ボクらがバトン・タッチしていくさまが、とても胸に響いてくる。

ときどき、何のために「バトン・タッチ」ということが行われるのか、
ということを考えるが、答えは未だない。
しかし、ボクの記憶はあまり遠くもない過去から突然始まり、
こうして、日々年取っているのを自覚するにつけて、
ボクもバトン・リレーのランナーなのかな、と思う。

まあ、こんな前置きでなんだが、
やはり、ボクも大人の例に漏れず、未熟な若者に愕然としたりする。
あるいは、唖然としたり(笑)。

和戸近くのカレーチェーン店で、会計時に1万円を出すと、
お釣りをくれる若い男性店員、
「では、小さい方から‥‥」とのたまう。
ワタクシ54歳。この歳にして初めての経験である。
びっくりした。
今まで「大きい方から」しか、もらったことがなかった。

かといって、どこがおかしいか、理由は指摘できない。
単なる慣習か?
しかし、先に「大きい方」を確保しておきたい、
という気持ちを支えるものかも、とも思う。

別の夜、居酒屋から帰るとき、
やはりお釣りを受け取ろうとしていると、
レジのお兄さん、おっしゃるに
「お釣りはどうしますか?」

どうしますか、と聞かれて、
普通、ほかのお客さんたちなんかは、どう答えるのだろう???
どう考えても、第一感、
「要りませんよ」
という答えを期待しているようにしか思えない。

しばらくの間ののち、お兄さん、
「あ、すいません、レシートでした。
レシートどうしますか?」

ふむ。

そのあと、実際に「デキる男」なら、
「お釣り、どうしますか」の問いに対して、どう答えるべきか、
考えてみた。

『お釣りどうしますか』 「じゃ、3倍くらいで‥‥」
『お釣りどうしますか』 「じゃ、スカイ・ツリーで。」
『お釣りどうしますか』  「ブラックバス釣りで‥‥」

みなさんも、考えておくことを勧めます(^^)

まあ、敬語の間違いなんざ、ざらですね。
「みなさん、いただいてください」
「では、係りのものをお呼びします」
「では、ご確認させていただきます」

敬語は難しいのはわかる。身につくまでには時間も掛かろう。
だけど、身に付いてないのだったら、むやみに使って欲しくない。
還って、気になる。
そんなに無理しなくていいよ、と言いたい。
危うげな敬語は、逆にムカついたりする。
敬語などに頼らなくても、「敬う」気持ちは
態度や声色などで十分伝わる。

逆に、敬語ばかり上手で、気持ちのこもらないなどは、すぐわかる。
そのほうが、よっぽど失礼なのだ。

ボクの好きな寓話がある。
ある考古学者、洞穴を発掘すると、壁に古代の文字がある。
これを解読すると、次のような意味だった。
「最近の若者ときたら、実になっとらん。」

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コメント

あー、ワタシみたいに長年接客業やってると不自然な『敬語』に出くわすこと多いですよ。
「こちらでございますか?」
「よろしゅうございますか?」
言い出したらきりないです。

そういう子にはやんわり教えてあげるのですが、身についてしまっているのか、直らないですね…

「じゃあ、ムリして使わないで!」って思います。中にはホントにお怒りになるお客様もいらっしゃるので…

ワタシは多分、大丈夫だと思います。多分…
まあ、いざというときの切り返しとして、ソリタさんのおにーさんギャグつかわせてもらいます(笑)

投稿: 由伊 | 2013年6月28日 (金) 10時20分

> 由伊さん

「よろしゅうござんすか?」
となると、バクチの胴元のようでもある(笑)。

ボクはウルフルズバージョンの「明日があるさ」が大好き。
「大目に見よう、敬語ができないくらい」というくだりが、特にいい。

一昔前、「敬語がダメ」ということが、若者に対する武器としてよく使われる時があった。

でも、敬語より、もっともっと大事なリスペクトはいくらでもある。
どうしても、そこに、若いものに対する嫉妬に似たものを感じずにはいられない。

先輩たちは「物申したい」のだね(笑)

投稿: | 2013年6月29日 (土) 12時14分

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